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こんな方に参考にしてほしい
・「Distinction2000」という英単語帳をよく本屋やネットで目にするけど、どんな単語帳か知りたい
・Distinction2000の効果的な使い方を知りたい
・Distinction2000がどんな参考書なのか
・Distinction2000の良い点・残念な点
・効果的な使い方
Distinction2000とはどんな単語帳
「Distinction2000」とは、AtsueigoチャンネルのAtsuさんという方が中心となって制作した新時代の英単語帳です。
結論:おすすめ!
実際に使ってみて、めちゃくちゃ良かったです!
はい、ほんとに買って良かったと思える英単語帳でした。どういった点が良かったのか、具体的にご紹介していきます。
・語彙力の向上↗
・リスニング力の向上↗
・スピーキング力の向上↗
・幅広い知見の獲得
・英語学習の習慣化
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良かった点
①実用的な例文が豊富
それぞれの単語ごとにたくさんの例文が紹介されており、またその例文も実用的なものが多いと感じ、そのまま会話で話せるような表現もたくさんありました。複数の意味がある単語はそれぞれの意味で例文が付いており、ただ意味を丸暗記して覚えるよりも、楽しく、効果的に覚えることができました。
また、例分の質がめちゃくちゃ高いと感じました。例えば、下の画像をご覧ください↓
ここでのメインの単語は「company」ですが、例文を読んだ際、「affiliated with」という表現を初めて知り、マーカーしています。このように、メインの単語はもちろん、他の表現もまとめて学べるという点が個人的にとても嬉しいです。
さらに、この例文、面白いですよね(笑) Distinction2000にはクスっと笑えるような例文がちょいちょい出てくるので、そういったところも楽しみながら勉強できます。
②イラストが付いている
画像のように、英文の下にイラストが付いています。Astuさんによるとこちらのイラストは英語脳を作るためのものらしく、上の英文とイラストを照らし合わせて理解することで、英語脳を作ることができるそうです。
正直、個人的にはあまりこちらのイラストは使っておらず、何となく見ている程度です。しかし、ページを開いて文字ばかりの英単語帳よりも、このようにイラストがあると圧倒されず、勉強に取り掛かりやすいと感じました。Atsuさんの意図とは違うと思いますが、イラストがあるおかげでスムーズに学習を進めることができたと思います。
③発音記号
単語ごとに発音記号が付いているのは他の英単語帳でも同じだと思いますが、Distinction2000ではメインの単語のみならず、派生語や関連語にもそれぞれ発音記号が付いています。Atsuさんがどれだけ発音を重視しているのかがわかりますね。
④リアルな音声
ネイティブのリアルな音声を聴くことができます。他の英単語帳でも音声付きのものは多いですが、それらはたいてい、聴きとりやすいようにかなりゆっくりな音声が多いです。しかし、このようなゆっくりの音声を聞いていても実際の会話では役に立ちません。理由は、スピードが速くなると発音がまるっきり変わってしまうからです。
しかし、Distinction2000では、ネイティブのリアルなスピードと発音で単語を学ぶことができます。単語も学びつつ、本物のリスニング力も鍛えることができるのです。
⑤色々な分野を学べる
Distinction2000には計40チャプターあり、それぞれテーマが違っています。どんなテーマがあるかというと、心理学・建築・音楽・国際法・科学・AIなどです。このように幅広い分野について英語で学ぶことができます。一冊やりきった後には、英語力の向上はもちろん、様々な分野の知見を身に着けることができます。
⑥Active Recall
Active Recallとは、上の画像のように、例えば次にチャプター29に取り組む際、その前にチャプター9,14,18,22,25,28を復習してから取り組むことです。チャプターごとにこのように指示があり、Active Recallに従って勉強していくと、一冊終わるころには、それぞれのチャプターを6回も学習したことになります。
なかなか自分ではしっかり復習ができないので、このように指示してくれるのはありがたいですね。
⑦洗練されたデザイン
デザインがめちゃくちゃカッコいいです。表紙に無駄な情報がなく、洗練されたシンプルなデザインは、机に置いておくだけでもテンションが上がりますし、勉強に取り組むモチベーションを高めてくれます。
ちなみに今回ご紹介しているDistinction2000以外にも、DistinctionⅠⅡⅢⅣⅤやDistinction Structuresも発売されています。どれもシンプルなデザインでカッコいいですね。
残念な点
①価格が少し高め
Distinction2000の価格は2,640円(税込み)です。英単語帳と考えると他と比べても高めですね。
価格だけ見ると高いと感じますが、内容的には価格以上の価値があると思います。自分はDistinction2000を使い始めてから、単語学習のみならず、英語学習に対するモチベーションが上がりました。今でも毎日欠かさず英語を勉強する時間を設けています。そういった点も考慮すると、個人的には価格以上の価値があると感じています。
②持ち運びには適していない
他の英単語帳、例えばターゲット1900なんかはDistinction2000と比べるとサイズが小さく、持ち運ぶのに適しています。しかしDistinction2000はサイズが大きめで重いため、外に持ち運ぶ際は少し大変です。
まあ、自分は気にせず持ち運んで電車で勉強しています(笑)
③英語初学者には難しいと感じるかも
所々難しい単語があったり、音声がネイティブのため聴きとりにくかったりするため、これまで英語をほとんど学んだことが無いという方にはおすすめできません。
④Active Recallが大変
先ほど良かった点で紹介したActive Recallですが、正直、結構大変です。
はじめのうちはいいのですが、チャプターを進めていくと、最大で6チャプター復習したうえでさらに今日の分を取り組まなくてはならないので、一日で合計7チャプター勉強することになります。
個人的には、これはきつすぎるので、無理にActive Recallの指示通りにする必要なないと思います。Active Recallがきつくて、そのせいで英語学習が嫌いになったら本末転倒ですからね。ただその分、時間のある時にまとめて復習するなり、補う必要はあります。
おすすめの使い方
①例文も丁寧に読み込む
単語帳なので、普通に使うと単語の意味を覚えることに集中しがちだと思います。しかし、上でもご説明しましたが、Distinction2000の例文は本当にクオリティが高いです。なので、ただ単語の意味を覚えるだけでなく、例文にもしっかり目を通して学習しましょう。
②音声は1回目はslow、2回目以降はnaturalで聴く
Distinction2000の音声は、slowとnaturalの2つのスピードを選べます。個人的な感想だと、naturalはかなり速いです。そのため、最初はslowでしっかり内容も理解しながら聴き、内容を理解したうえでnaturalスピードで聴くことをおすすめします。
そして慣れてきたらシャドーイングをしましょう。実際に声に出すことでより記憶に残りますし、発音の練習にもなります。
③難しい単語は後回し
Distinction2000には、かなり難易度の高い単語も含まれるので、いきなりすべてを完璧に覚える必要はないと思います。特に、スナップショットセクションと呼ばれる箇所に出てくる単語は難しい単語が多いので、後回しでもいいかと思います。
特に最後のほうは、物理学・神経科学など専門性の高いチャプターになるので、そこまで覚える必要はないかなと思います。ただ例文の文法や言い回しはとても参考になるので、自分は例文の音声を聞いてシャドーイングしていました。
結論:Distinction2000はめちゃくちゃおすすめ
冒頭にもお伝えした通り、Distinction2000は英語学習をしている方にぜひおすすめしたい参考書です。なかなか他にはないメリットが沢山ありますので、気になった方はぜひ試してみてください!
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