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こんにちはすいです。今回は、「人生は20代で決まる」のレビューをしていきます。
基本情報
著者:メグ・ジェイ
出版社:早川書房
価格:740円(税別)
読んだきっかけ
自分の将来について悩んでいた時にこちらの本を知りました。何となく表紙は見たことあったので軽い気持ちで読んでみましたが、本当に読んで良かったと思える内容でした。
こんな人におすすめ
・20代をどう過ごせばよいか迷っている方
・20代の時間に「仕事」・「恋愛」・「将来設計」において何をしたらよいかわからない方
補足情報
著者のメグ・ジェイさんは、アメリカの心理カウンセラーです。今回ご紹介する「人生は20代で決まる」は、20万部を超えるベストセラーとなっています。また、彼女はTedx talkでも出演しており、大反響を引き起こしました。
実際の動画↓
そんなメグ・ジェイさんのもとには、悩みを抱えた多くの若者がやってきます。その実体験をもとにメグ・ジェイのアドバイスをもらうことができるのが、今回ご紹介する本です。
印象的だったポイント
①読者の感想
冒頭に、実際にこの本を読んだ読者の感想がいくつか紹介されていました。一部ご紹介します。
二十代は、世の中について映画や新聞や友人、ときには両親から無益で陳腐な情報をあたえられて、混乱し、臆病になっています。そういう実態を、この本は明らかにしてくれました。
人生は20代で決まる
あなたの本は、文字通り私に直接語り掛けて、勇気をくれます。これこそわたしがいま人生で必要としていることです。
人生は20代で決まる
僕の人生で、本書くらい衝撃的な本は初めてです。とにかく、この本に書かれている思想、アイデア、洞察がぼくを鬱状態から救ってくれたことは間違いありません。「人生は20代で決まる」は、予想以上に僕の人生を変えてくれました。
人生は20代で決まる
この本を読む前にこれらの感想を読んで、自分と同じように悩んでいる方がたくさんいるということに気づきました。なんだか安心できたし、この本にのめりこむきっかけにもなりました。それだけでこの本を購入した価値があると感じました。
感想にもある通り、「勇気をくれる」本でした。また、この本をに出てくる相談者は自分と同じ20代の人なので、彼らの悩みにとにかく共感しまくりでした。
②ゆるいつながりの力
本書では、仲良しグループ(本文中では「都会派仲間」と呼んでいます)は過大評価されていると主張しています。20代にとって自分の家族よりも一緒に過ごす時間の長い仲良しグループは大きな存在であります。しかし、仲良しグループは自分と考えが似通った人が集まるので、自分が進歩、成長していくためには役に立ちません。私たちに成長をもたらすのは、ゆるいつながりの人々なのです。
ここでいう「ゆるいつながり」とは、あったことのある人や、最近はあっていないけど何らかの関係や縁故がある人のことを指します。そのような人たちとかかわることで自分の成長につなげることができます。
要は、人脈を広げろということですね。
自分はおとなしいタイプの人間で、人脈がかなり狭いので頑張っていろんな方と交友関係を築いていきたいと思いました。
③冷静に落ち着いて考える
この部分では、実際にカウンセラーとしてとして働く著者のメグ・ジェイさんのもとに相談に来た方のエピソードが紹介されています。
テレビ業界に入り、大物芸能人のアシスタントとして働いているダニエル(女性)の相談に対してメグ・ジェイさんがアドバイスをするという内容です。彼女は職場で度重なるミスをしてしまい、いつクビにされるかおびえていました。
彼女の自信は「いつもどん底」の状態でした。
人生は20代で決まる
「いつになったら、今日、これまでは何とかミスをせずにいられた、とか、今日一日、無地にすんだ、と言えるようになるのかしら、、、」
人生は20代で決まる
自分も似たようなことを考えていた時期があったので共感の嵐でした。
こんな状態のダニエルに対するメグ・ジェイさんの言葉が刺さります。
職場で良いことがあった日は空高く舞い上がり、上司の叱責を受けた日は地面にたたきつけられ、すべて相手の風向き次第で、二十代は喜んだり悲しんだりする
人生は20代で決まる
死にたくなるような恐怖や悲しみも生きていればこそで、生きているだけで幸運なことだ、生きていればなんでも切り抜けられる
人生は20代で決まる
こういった言葉が次々と続き、まるで自分がカウンセリングを受けているような気分になりました。
全体を通しての感想
今まで多くの本を読んできましたが、その中でもトップ3に入るくらい読んで良かった本でした。自分の思っている悩みと同じ悩みを抱えた若者に対するメグ・ジェイさんのアドバイスがとにかく刺さる内容でした。
まとめ
今回は、「人生は20代で決まる」のレビューをしました。気になった方はぜひ読んでみてください!
他にも本のレビューをしているので、よろしかったらご覧ください↓
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