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こんにちはすいです。今回は、「覚悟の磨き方」のレビューをしていきます。
基本情報
超訳:吉田松陰、編訳:池田貴将
出版社:サンクチュアリ出版
価格:1,500円(税別)
読んだきっかけ
たまたま立ち寄った本屋で目にとまり始めの数ページだけ読んでみました。最初から自分に刺さる言葉が多く、ぜひとも手元に置いておきたいと思い、購入しました。
こんな人におすすめ
・吉田松陰が好きな方
・人生が変わる言葉に出会いたい方
どんな本なのか
こちらの本は、一般的な本のように文章が連なっているのではなく、吉田松陰の教えや名言が176個紹介されています。
印象的だった言葉
また会いたくなる人
毎日、少しずつ「いいこと」を積み重ねていると、本人も知らないうちに、身のこなし方が洗礼されていき、顔とか背中から存在感があふれてくるものです。どれだけ外見に気をつけたところで、この魅力に及ぶものではありません。
覚悟の磨き方 p44
みなさんは、どこか雰囲気があるというか、外見だけでない魅力を持ち合わせている人に会ったことがあるでしょうか?そういった方は、おそらく、人からは見えないところで「いいこと」をしてるのでしょう。
満たされるために
心を良い状態に保ちたいならば、自分が今不足に感じていることを探して、これを満たそう、補おうと望むよりも、報酬や見返りを求めることなく、誰かのために、気持ちを込めて働くべきです。
覚悟の磨き方 p57
目先の利益を追い求めるのではなく、誰かのために精一杯働くことが、結果的に自分のためになるということですね。
ただ、この文章を読んだ時に、自分が大好きなアーティストである真島昌利さん(元ブルーハーツのメンバー)の言葉を思い出しました。
うん、全部自分のためにさあ――人に優しくするのだって結局自分のためじゃん。人からよく思われたいから、その人に好きになってもらいたいから優しくしたりするんじゃないのかな。人のために何かやるのって何か嘘くさいじゃん
真島昌利
人のために動くのは、結局自分が良く思われたいから、難しいですね。
人に優しくすることはとても素晴らしいことだと思いますが、自分の「人に優しくしたい」という欲をただ満たしているだけなのではないかと思ってしまいます。それは結局、自己満足でしかないのではと。
色々考えてしまいますが、不親切な人よりは親切な人でありたいと自分は思います。
宇宙の原理
なんとしても、これがやりたい。その爆発こそが、万物のルーツです。逆らえるはずがありません。
覚悟の磨き方 p149
自分のやりたいことをあきらめる必要はないということですね。
みなさんは、自分のやりたいことがありますか?そもそもやりたいことが分からないという方が、結構多いのではないでしょうか。
そんな方に1冊ご紹介したい本があります。「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」という本です。
きっと、目にしたことがある方が多いのではないでしょうか。やりたいことが分からない方に是非お勧めしたい本です。
以前、こちらの本のレビュー記事を書いたので、気になった方は是非ご覧ください↓
全体を通しての感想
普通の本のように文章がつらつら並んでいるのではなく、吉田松陰の名言が紹介されているという本です。そのため、読み切ること自体はそこまで時間をかけずにできます。しかし、一つ一つの言葉が考えさせられるものばかりなので、何度も読み直して、徐々に本当の意味を理解できる、まるでスルメのような本でした。
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